導入事例②|三栄設備工業 株式会社(仮称)

「設備系サブコンの新人が、ゼネコンの朝礼で恥をかかなくなった。」

企業プロフィール

項目内容
業種管工事業(空調・給排水設備)
所在地神奈川県横浜市
従業員数26名(うち施工管理8名)
年商約6億円
元請/下請下請中心(大手ゼネコン現場常駐)
導入プランPoC(15万円)→ 本導入(75万円)

導入前の課題

設備系サブコンの新人は、建築系のゼネコン現場に常駐しながら仕事を覚えるという特殊な環境にある。朝礼ではゼネコンの建築用語が飛び交い、設備の専門学校を出ていても建築用語はほとんど分からない。さらにゼネコンの所長や建築職人への対応も求められるが、「設備屋の新人」という立場では質問すること自体がハードルになる。

専務・佐藤氏(48歳)の証言:

「うちの新人は大手ゼネコンの現場に1人で送り込まれる。社内に同期もいないし、ゼネコンの人間に設備のことを聞いても『知らん、自分の会社に聞け』と言われる。でも自社に電話すると先輩も別の現場で出られない。孤立するんです。」

新人の「サイレント・パニック」事例:

入社4ヶ月目の新人が、スリーブ(配管用の穴)の位置ズレに気づいたものの、ゼネコンの所長に報告できないまま3日間放置。コンクリート打設後に発覚し、はつり工事(コンクリートの部分撤去)が発生。追加コスト約80万円と工期2日の遅延が生じた。


導入した機能と活用方法

機能活用シーン特に効果が高かったポイント
B:用語チャットゼネコンの朝礼で飛び交う建築用語を即座に確認「捨てコン」「根切り」「墨出し」等、設備系新人が知らない建築用語に対応
F:聞き方テンプレゼネコン所長への報告・質問の言い回しを事前準備「○○の件でご確認いただきたいのですが、今お時間よろしいでしょうか」等
N:職人関係ガイドゼネコンの建築職人に怒鳴られた時の対応法ベテラン職人の価値観・背景の解説が「なぜ怒られたのか」の理解に繋がった
P:電話・メール対応テンプレゼネコンの設計事務所からの問い合わせ対応「折り返します」の使い方、取り次ぎのスクリプト
A:日報自動生成ゼネコン向け報告書と自社向け日報の二重作成を効率化テンプレート切替で「ゼネコン報告用」と「社内用」を同時生成

導入後の成果(本導入4ヶ月時点)

指標導入前導入後変化
用語チャット利用回数1日平均12回設備系新人は建築用語の壁が特に高い
ゼネコン所長への報告遅延月3〜4回月0〜1回サイレント・パニック激減
聞き方テンプレ利用回数週平均5回「誰に・いつ・どう聞くか」が明確に
新人の退職意向2名中1名が退職検討0名週次ふりかえりで兆候を早期検知
ゼネコンからの評価「設備屋の新人、使えない」「最近のうちの設備屋、しっかりしてるね」元請評価の向上

新人・Cさん(22歳・専門卒1年目)のコメント:

「ゼネコンの朝礼で所長が『明日はスラブのコン打ちだから設備のスリーブ全部確認しとけ』って言った時、以前なら頭が真っ白になってた。今は朝礼中にスマホで『スラブ コン打ち』って入力すれば意味がわかる。聞き方テンプレで『スリーブの確認、○時までに完了させます。何か追加のご指示はありますか?』って返せるようになった。所長に『お前、段取りいいな』って言われた時は泣きそうだった。」


投資対効果

項目金額
導入コスト(PoC + 本導入)90万円
スリーブ位置ズレ等の手戻り防止(年1件回避想定)約80万円
残業削減効果(2名 × 月15h削減 × 12ヶ月)約110万円/年
ゼネコンからの評価向上 → 次年度の受注増(推定)プライスレス

この事例のポイント

  • 業種: 管工事業(空調・給排水設備)
  • 規模: 26名(設備系サブコン)
  • 最大の成果: サイレント・パニック激減・元請評価向上
  • 日報削減率: ▲70%
  • キーワード: サブコン特有の孤立、建築用語の壁、ゼネコン対応力、報告遅延防止

お問い合わせ

日本AI施工管理合同会社

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※本事例に掲載されている企業名・人物名は仮称です。数値データはPoC・本導入における実測値および導入企業からの自己申告に基づいています。

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